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資料提供の稲田氏に感謝いたします。


稲田氏のケース(アリゲーターガーパイク)
7月10日に捕獲したアリゲーターガーです。  ショックで色が飛び、斑紋が無くなってます。  現地の個体や、大型水槽で飼育した個体と比べると、頭部がかなり大きく、反対に各ヒレが小さめです。  恐らく、狭い不適切な環境でキープされており、その結果ヒネてしまったものと思われます。  ちなみに、川にいるときは、背中が明るい茶色で、横腹とヒレは綺麗な山吹色に黒い斑点が入っていました。
この状態で、引き取り先が決まるまでの2日間を過ごしてもらいました。  はっきり言ってガーには狭すぎる環境です。  でも、我が家ではこれが精一杯の待遇でした。  それに、円形で柔らかいプールに移したおかげで、 魚に対するダメージを少しですが抑える事ができました。
この画像ですが、ガーの尾ビレを拡大したものです。 ヒレが湾曲し、萎縮しているのが解ると思います。 (赤いのは捕まえる際に網ズレを起こしてしまったためです) ・・・適切な環境で飼育してあげないと、魚に対して申し訳が立ちませんね?

稲田氏のケース(ショートノーズガーパイク)
8月12日に捕獲したショートノーズガーです。 釣り上げた瞬間は背中が黄緑掛かった茶色で、横腹が綺麗な銀色をしていました。 かなり小さいうちに放されたのか、それとも元々広い水槽内で飼育されていたのか解りませんが、 ヒレの湾曲などの体型異常は全く見られませんでした。
捕獲から18日経過した、8月30日のショートノーズガーの姿です。 捕獲時に負った吻の傷もすっかり回復し、非常に落ち着いています。 黄緑がかった金色の体色は、たいへん美しいです。 現在特注90cm水槽で飼育されていますが、もうすぐこのガーの為に特注180cm水槽が到着します。 このように、魚のことを心から思ってくれる人に引き取られていった魚は、とても幸せだと思います。 これからも、できる限り、魚たちにとって良い方向に進む様にしていきたいですね。

稲田氏のケース(シルバーアロワナ)
画像は、川で発見した時の画像です。  8月16日夕方、ガーを目当てに川に向かったところ、橋の上から川を見ていると水面付近に妙な魚がいるのに気付きました。  浮力障害を持っていたようで、頭を下げ加減に泳ぎ、尾びれを上げていました。  (この写真では解りにくいですが、水面から尾びれが出ています)  必死になって深く潜ろうとするのですが、10cmも潜ると、すぐ浮いて来ていました。  この後、橋の上から仕掛けを投げて、釣り上げました。
釣り上げ直後の画像です。  ひれを見ると、背びれと尻びれはピンク色、胸鰭はオレンジ色をしています。  身体は薄紫がかっており、頭頂部は濃い緑色をしています。  エラブタはうっすらと黄緑色をしています。  現地の個体に限りなく近い体色をしていますが、日本の河川と言う、突然与えられた決して住みやすくはない環境の中で精一杯生き延びた結果なのでしょうか・・?
捕獲直後の状態ですが、右のエラブタが少し捲れているのが解ると思います。  しかし、驚くべきことに、このシルバーアロワナは両目とも目垂れが見られませんでした。  同時に、顎もしっかり揃っていました。  各ヒレも大きく発達しており、特に長い腹びれには目を見張るものがありました。  もともとそれほど体型が崩れていなかったのかも知れませんが、自然の河川で暮らしていくうちに回復していったというのもあると思います。
90cm水槽に収容した直後のアロワナの写真です。  この時は元気にしていたのですが・・・・  精一杯手は尽くしたのですが、不幸な魚を1匹増やす結果となってしまいました。
発見場所近影
捕獲した川のポイントです。
イメージ写真ではありません(苦笑)
どこにでもある川です。  西日本エリアならば、
何処で起きてもおかしくない問題だと思います。

追記

1995〜2002年までに見つかった元観賞魚と思われる魚の種類は、次の通りです。
#数多い目撃証言の中で、信頼できると思われるものを記載しました。
 捕獲日時・発見者・魚のデータ・捕獲された匹数など判明次第追って報告します。

◎ナマズ
レッドテール・キャット
◎シクリッド
オスカー
◎カラシン
サーぺ
(備考:複数回の目撃/捕獲例アリ、私も見た事があります)
ネオンテトラ
(備考:カダヤシ採りをしていた人の網にかかったものです)
ピラニア・ナッテリー
(備考:毎年数匹捕獲されます。 サイズのかなり大きいもの(30cm級)も見つかっています)
◎ガーパイク
ロングノーズ・ガー
ショートノーズ・ガー
(備考:私も2002年8月12日PM7:10ごろに60cmのものを釣穫しました)
スポッテッド・ガー
アリゲーター・ガー
(備考:恐らく最も目撃報告の多い大型外来種。30cm弱〜100cm超まで目撃・捕獲例も様々。 私も7月10日のPM3:00ごろに86cmのものを釣穫しました) (刺し網を仕掛けて捕獲しようと試みた人がいましたが、失敗した模様です) (シーバス釣りに来ていた人が、100cm超級のものを釣り上げました。 釣り上げる際に、魚は殺された模様) (去年の暮れ、冬の寒い中、温排水の出るポイントで80cm級が釣り上げられました(魚はリリースされました) (この他にも目撃・捕獲報告は多くあります。 この魚は条件さえ整っていれば繁殖する可能性もあるので、恐ろしい事です)
◎アロワナ
シルバー・アロワナ
(備考:アロワナのなかでは最も捕獲例が多いです。「タチウオと思っていたらアロワナだった」という人も。私も2002年8月16日のPM5:30ごろ、60cmのものを釣穫しました)
ブラック・アロワナ
アジア・アロワナ(龍魚)
(備考:放流されたのは密輸個体との噂があります。 フライ釣り師によって釣獲された後、国内繁殖個体と称して証明書が発行され、魚はかなりの高額でショップに下取りされたそうです)
種類だけでみると少なめですが、年間を通して各種類複数匹の捕獲があります